IMA Vol.29

商品詳細

特集「川内倫子のまなざし」
生命、自然と人との関係、それらの循環。
身近にある神秘からは、時に壮大な世界への扉が開かれる。
20年に及ぶキャリアで、世界の断片を描写し続けてきた川内倫子。

彼女の視点によって切り取れられた情景やディテールは、
日常でもどこでも、この世の美しさを掬い取り、目の前に差し出してくれる。
時にほとんど抽象画のようなその写真は、私たちの記憶を呼び覚まし、いつまでも残像を残す。

母となった彼女が、再び旅に出て見つけてきたもの。
尊敬する人たちとの対話からの気づき。
これまでの作家生活の中で変わらずに守り続けてきたもの。
その確固たるまなざしの先にあるものすべてをつかまえた一冊。

■最新作「M/E」
■川内倫子/インタヴュー
いのちの行方と来し方を訪ねて:『うたたね』から『Halo』へと続く思惟
■対談 吉本ばなな×川内倫子
■対談 ヴィヴィアン・サッセン×川内倫子
■川内倫子作品アーカイヴ
■川内倫子のA to Z

■建築と写真の現在
建築物の記録を目的として始まった建築写真というジャンルは、写真家が自らのビジョンの表現として
写真を用いるようになるに伴い、その多様性を増していった。建築写真の進化は、写真の進化とともにある。
アーティストによるさまざまな建築写真の表現を通して、写真と建築の関係、そして建築写真の可能性を探ってみよう。

ホンマタカシ×ル・コルビュジエ/トーマス・ルフ×ミース・ファン・デル・ローエ/杉本博司×安藤忠雄/
ジェフ・ウォール×ヘルツォーク&ド・ムーロン/ルイジ・ギッリ×アルド・ロッシ/グイド・グイディ×カルロ・スカルパ/
カンディダ・ヘーファー×ヘルツォーク&ド・ムーロン…etc
■時代を写す建築写真磯崎新×ホンマタカシ
■CCAコレクションにみる建築写真の歴史
■注目の最新建築写真家3選

販売価格: 2,750(税込)