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Stephan Balkenhol: Sempre Piu
商品詳細
2009年から2010年にかけてローマのフォロ・ロマーノ(カエサルのフォーラム)という歴史的遺構に設置された、ステファン・バルケンホールが杉の木から彫り出した巨大な木彫作品「Sempre Più」の全貌を、詳細な図版とともに収録。
一見すると、粗い鑿(のみ)跡を残した巨大な男性の半身像が、大量の偽札が敷き詰められた「海」の中に佇む異様な光景でありながら、その背後には古代の権力構造と現代の資本主義、そして人間の普遍的な孤独に対する深い洞察が潜む。歴史の残滓が漂う空間に突如として現れた「匿名の男」の姿は、視覚的な違和感として、観る者の時間感覚や価値観を激しく揺さぶり続けてきた。
ローマでのインスタレーション風景に加え、バルケンホールが追求してきた彫刻と空間の相互作用を紐解くテキストを収録。彼がいかにして物質としての木材を人間の精神を宿した象徴へと解体し、地方的な素材や技法を、歴史の断層に介入する壮大な叙事詩へと昇華させてきたかを明らかにしている。古代ローマの静寂と現代の騒乱が交差する場で、沈黙を守り続けるバルケンホールの彫刻が放つ圧倒的な存在感がここに記録されている。
ISBN-10: 3865608124, 13: 9783865608123
p.64, 30.6 x 24.6 x 1.2 cm
2010/8/13
Stephan Balkenhol|シュテファン・バルケンホール
一見すると、粗い鑿(のみ)跡を残した巨大な男性の半身像が、大量の偽札が敷き詰められた「海」の中に佇む異様な光景でありながら、その背後には古代の権力構造と現代の資本主義、そして人間の普遍的な孤独に対する深い洞察が潜む。歴史の残滓が漂う空間に突如として現れた「匿名の男」の姿は、視覚的な違和感として、観る者の時間感覚や価値観を激しく揺さぶり続けてきた。
ローマでのインスタレーション風景に加え、バルケンホールが追求してきた彫刻と空間の相互作用を紐解くテキストを収録。彼がいかにして物質としての木材を人間の精神を宿した象徴へと解体し、地方的な素材や技法を、歴史の断層に介入する壮大な叙事詩へと昇華させてきたかを明らかにしている。古代ローマの静寂と現代の騒乱が交差する場で、沈黙を守り続けるバルケンホールの彫刻が放つ圧倒的な存在感がここに記録されている。
ISBN-10: 3865608124, 13: 9783865608123
p.64, 30.6 x 24.6 x 1.2 cm
2010/8/13
Stephan Balkenhol|シュテファン・バルケンホール
販売価格: 11,000円(税込)




