束芋: TABAIMO teleco-soup, 2011

商品詳細

「teleco-soup」
この不思議なタイトルは、第54回ベネチア・ビエンナーレ日本館で開催された束芋の映像インスタレーションの作品名である。2010年に日本館代表作家に選ばれた時、束芋は横浜と大阪の美術館で個展の巡回中であった。休む暇なくベネチア・ビエンナーレに向けて11ヶ月間の活動が始まる。日本館の特殊な建物に頭を悩ませ、構想し、それをチームで作り上げていく行程をインタビューと供にたどる。
「構造が足かせになるようであれば・・・」
「一つ一つの日本館の特徴を捉えていって・・・」
自分の世界感とその空間を見事に組み合わせて行く。
「空間や機会が与えられ、それに多くの方々に支えられて協力してもらって・・・」
こうしてベネチアを乗り切った束芋であるが、彼女にとっていかにこのビエンナーレが
プレシャーであったかは、この記録映像を見てもらえばわかるだろう。
この会場でしかできなかった18台のプロジェクターを使った巨大な作品の全貌を十分に鑑賞出来るよう収録したベネチア・ビエンナーレへの軌跡である。
出演・束芋 監督・岸本 康
■ 本編 26分
■ 追加トラック 5分30秒
*室内と屋外の映像を1画面に編集して、どのようにリンクされていたかを再現

出演者について
【 束芋 】(たばいも) 1975 年兵庫県生まれ。現在長野県在住。1999 年京都造形芸術大学卒業。 1999 年、大学の卒
業制作として制作した映像インスタレーションにっぽんの台所がキリン・コンテンポラリー・アワード1999最優秀作品賞受賞。主な個展に2009年-2010年「束芋:断面 の世代」横浜美術館、国立国際美術館。2011年ヴェネチア・ビエンナーレ(日本館)など国際展やグループ展への参加多数。

【メール便配送可能】

販売価格: 3,080(税込)