村上隆: Ego

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村上隆自身が監修した、中東で初めて開催される彼の大規模な展覧会に際して出版された一冊。
村上隆は、ハイアートとローアートを巧みに融合させることで世界中から称賛されている。現代文化の恍惚と不安にチャンネルを合わせるユニークな方法で、漫画タッチの自身の自画像として構想した「村上-エゴ(自我)」は、ポップ現象の暗号であり批評家であると同時に、消費主義・解釈・交換の世界的ネットワークの鏡としての作家の役割を照らし出す。「カイカイキキたくさんの顔」や「ポムと私」など最も有名なシリーズを掲載。村上は展覧会そのものをアート作品として捉え、デジタル・アニメーションを駆使した彫刻のような台座や、屋内映画館を兼ねたサーカス・テント、300フィート(約1.5メートル)の長さの印象的な絵画など、新しい展示方法を創り出す。 キュレーターのマッシミリアーノ・ジオーニによるインタビューに加え、村上は様々な作品についてのエッセイを収録。

ISBN-10: 0847838897, 13: 978-0847838899
p.256, 22.9 x 3.3 x 27.9 cm
2012/10/23

村上 隆|Takashi Murakami


1962年生まれ、東京都出身。東京藝術大学美術学部日本画科卒業 、同大学大学院美術研究科修士課程終了。現在、東京を拠点に活動中。
1991年、現代美術作家として初の個展「TAKASHI, TAMIYA」を開催。1994年、ロックフェラー財団の支援を受け、渡米。滞在中にニューヨークにスタジオを立ち上げる。帰国後、1996年に「HIROPON FACTORY」(現在のKaikai Kiki)設立。2001年、グループ展「スーパーフラット」ロサンゼルス現代美術館(アメリカ)を企画開催し、アメリカを巡回。同年「召喚するかドアを開けるか回復するか全滅するか」東京都現代美術館(東京)を開催。2005年、グループ展「リトル・ボーイ」ジャパン・ソサエティ(アメリカ)を企画開催、全米批評家連盟によるベストキュレーション賞受賞。2007-2009年に初回顧展「村上隆回顧展 ?MURAKAMI」を3カ国4都市で開催。2008年には「Time」の「最も影響力のある100人」の一人に選出。 2010年、ベルサイユ宮殿(フランス)で展示を行った3人目の現代美術家となった。2013年「村上隆の五百羅漢図展」森美術館(東京)を開催。活動はアニメーション制作や映画監督、 ルイ・ヴィトンとのコラボレーションやCDジャケットに作品を提供するなど多岐にわたる。
作品はシアトル美術館(アメリカ)や高松市美術館(香川)などに収蔵されている。

販売価格: 11,000(税込)