森山大道: Daido Moriyama

商品詳細

2003年にバリのカルティエ現代美術財団で初の写真展となる大規模な個展「Daido Moriyama」が開催された際の展覧会カタログ。写真130点。
森山大道の初期から1990年代半ばまでの代表作を収録。森山大道と荒木経惟の対談や西井一夫の解説も掲載。
1938年に大阪郊外に生まれた森山大道は、第二次世界大戦後の数十年間、日本を襲った劇的な変化を目の当たりにした。この変化がもたらした視覚的・実存的な混乱は、彼の作品の中心的な主題のひとつとなった。1960年代から現在に至るまで200点以上の写真を収録した本書には、森山の代表的な写真シリーズを収録。日本の写真家、細江と東松から多大な影響を受けた森山のヴィジョンは、ウィリアム・クラインとロバート・フランクという2人のアメリカ人写真家の作品との出会いによっても豊かになった。彼らと同様、森山はよりアクション志向の新しいストリート写真を実践した。ピントが合っていなかったり、垂直に傾いていたり、侵襲的にトリミングされていたりすることが多い森山のイメージは、人間の無秩序な状態の感覚を伝えている。

ISBN-10: 2742747044, 13: 978-2742747047
p.158, 28.9 x 23 x 1.7 cm
2004/3/1

森山 大道|Daido Moriyama

販売価格: 15,400(税込)